高品質で採算性の高いうにの再生養殖技術を確立

わたしたちは、産廃として捨てられるうにを再生し、製品レベルに品質を改善するための養殖技術確立するため、北海道大学をはじめとした研究機関や事業者との協力のもと、うにが美味しくなるための「餌」、うにを美味しく育てるための「カゴ」、そしてうにそのものを最高品質にし、価値のある水産物として再生するための「うに再生養殖」の仕組みを確立し、特許を取得しました。

海藻・野菜・残渣の再資源を活用

海藻・野菜等の未利用バイオマスの再資源化手法を確立とともに、水中での保型性を高める手法の確立に成功、うに養殖用飼料の開発につながる大きな技術を獲得しました。

研究開発連携先:(公財)函館地域産業振興財団/日清丸紅飼料㈱/(株)北三陸ファクトリー/他

短期間で実入りを改善

赤外線外領域のスペクトルの多変量解析を用いた分析により、飼料製造技術を確立。これをもとに、海藻以外の栄養成分を検討し、配合飼料「HAGUKUMU-TANE®」を開発。8〜10週という短期間で実入りが改善する飼料の開発に成功しました。

研究開発連携先:北海道大学/(株)愛南リベラシオ/(株)北三陸ファクトリー/他

天然に近い味覚を再現

海面養殖用カゴや陸上養殖システムを開発し、さまざまな実証実験からうに養殖の採算性を検討。メタボローム解析を用いて養殖うにの美味しさを数値化・比較し、天然に近い味覚の再現に成功しました。

研究開発連携先:(公財)岩手生物工学研究センター/(株)北三陸ファクトリー/他

【特許第7082388号】 うに養殖用飼料の組成 ※北海道大学らとの共同出願
【特許第7029133号】 うに用の生簀、うに用の水槽の構造

【商標登録第6569232号】 HAGUKUMU-UNI はぐぐむうに
【商標登録第6587059号】 HAGUKUMU-TANE はぐぐむたね