2023年5月1日付けで、現行の代表取締役1名体制から2名体制へと移行します。
株式会社北三陸ファクトリー(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 北三陸ファクトリー)は、2023年5月1日より、取締役新領域開発担当の眞下美紀子が代表取締役COOに就任し、現行の代表取締役1名体制から2名体制への移行します。
眞下美紀子は北三陸ファクトリーの創業メンバーでもあり、これまで行政と連携した地域ブランド事業、教育事業・観光事業等の他業種と連携した事業開発に従事。2022年12月には、当社の非営利部門をスピンアウトさせグループの非営利法人である一般社団法人moova(モーバ)を設立。新領域開発担当役員を経て代表取締役COOに就任します。
- 今後の体制
代表取締役CEO(最高経営責任者) 下苧坪之典
代表取締役COO(最高執行責任者) 眞下美紀子
- 体制変更の目的
創業者であり代表取締役CEOの下苧坪之典は主に2023年4月12日に設立した豪州の現地法人KSF Australia Pty Ltdの事業を含めた国内外のうに再生養殖事業の確立に尽力して参ります。
眞下美紀子は、代表取締役COOとして主に国内における既存事業のさらなる成長および収益力の強化を実現して参ります。
今回の体制移行により、短期・中長期の両面において経営および組織マネジメントのスピードアップと強化を図り、長期においての企業価値の向上および、グループビジョン「北三陸から、世界の海を豊かにする」の実現に向けて推進して参ります。
- 体制変更後の強化事業
本年の事業から体制変更を踏まえて強化する点は以下の通りです。
- 国内外における、うに再生養殖事業の強化
- 既存事業における販売力の強化
- 国内事業および海外事業を結びつけることでの、グループビジョンの実現
- 代表取締役COO(最高執行責任者) 眞下美紀子 プロフィール
1982年岩手県洋野町生まれ。大手飲食チェーンでの店舗マネジメント、社内大学における教育システムの構築、マネジャー育成等に従事した後、2016年㈱ひろの屋(㈱北三陸ファクトリー親会社)入社。行政と連携した海外への地域ブランド浸透の戦略立案などに従事。2020年㈱北三陸ファクトリー 取締役 新領域開発担当に就任。2022年12月一般社団法人moovaを設立、代表理事に就任。
- 代表取締役COO 眞下美紀子の挨拶
この度、代表取締役COOを拝命したことは、社内外の多くの方々のご支援によるところであり、大変光栄に思っております。北三陸ファクトリーは「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに掲げ、世界中の地域と繋がりながら、国内外の海の課題を解決して参ります。これまで行ってきた既存事業および北三陸地域の基盤を強固なものにしながら、海外等の新規事業を推進することにより、水産業のビジネスエコシステムを創造し、豊かな未来を創ってまいります。新たな経営体制のもと、変化に挑み続ける北三陸ファクトリーにご期待ください。
- 北三陸ファクトリーについて
北三陸ファクトリーは、岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町を拠点とする⽔産会社です。洋野町では今から約50年前、遠浅の岩盤地帯約18kmに渡り溝を掘り、溝の中に天然の昆布やわかめがたまる仕組みを造りました。海藻をたっぷり食べ、高品質な天然うにの持続的⽣産を可能とする、世界でただ一つの「うに牧場®」の仕組みにより、本州水揚げNo.1のうにの漁獲量を誇ってきました。私たちは、先人が作り上げた「うに牧場®」の哲学である「持続可能な水産業」を現代版にアップデートし、うに養殖事業や藻場再生事業をはじめとする、消費するだけではない社会や地球に還元する「再生型水産業」を全国に広めています。
株式会社北三陸ファクトリー (KITA-SANRIKU FACTORY INC.)
(株式会社ひろの屋100%出資子会社)
本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設立:2018年10月1日
代表者:代表取締役CEO 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
URL:https://kitasanrikufactory.co.jp/