農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業の第2回公募に採択されました

  • HOME
  • 農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業の第2回公募に採択されました

農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業の第2回公募に採択されました

“日本産農林水産物・食品の輸出を加速化する生産・流通システムの開発・実証”というテーマに対し、「ウニの短期実入改善システムの構築及び輸出実証」という事業計画により、2024年度~2027年度まで、総額9.2億円で採択されたものです。

本事業を通じてウニの短期実入改善システム・UNI-VERSE systems®の実証プラントを岩手県洋野町に導入し、国内の他地域で展開可能なウニの短期陸上養殖技術を確立させ、高品質な国産養殖ウニのグローバルマーケットへの展開を推進して参ります。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

東北経済産業局 J-Startup TOHOKUに選出されました

革新的な技術やビジネスモデルで、世界に新しい価値を提供することを目的に設立された「J-Startupプログラム」の東北版「J-Startup TOHOKU」に、北三陸ファクトリーが選出されました。

北三陸に位置する洋野町から、世界の海と水産業を守り未来へ繋げていくため、今後も挑戦を続けてまいります。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

復興庁の視察を受け入れました

土屋復興大臣はじめとする復興庁の皆さまが北三陸ファクトリーを訪問してくださり、地域や海の課題についてお伝えさせていただきました。

弊社は、復興庁主催の「新しい東北」(復興・創生の星顕彰)でも表彰されており、地方創生のモデルとしても評価いただいています。

視察では、藻場再生の状況や、とり尽くさないサステナブルなうに養殖を実現している「うに牧場」の仕組みについて、代表取締役COOの眞下が中心となり、お話しいたしました。

大臣には「洋野うに牧場の四年うに」も試食いただきました。

東北・北三陸から、日本が誇る「美味しさ」と「美しい海」を世界の食卓と環境のために。新しい海洋ビジネスを「企画」で支援

株式会社オレンジ・アンド・パートナーズと株式会社北三陸ファクトリーがMade by Japanの水産ブランド世界進出の為のブランディング 戦略パートナー契約を締結

ブランディング支援や地域活性支援を行う企画プロデュース会社「株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ」 (本社:東京都港区/代表取締役社⻑:小山 薫堂、以下オレンジ)は、様々な食に関するプロジェクトを企画・運営してきた知見を活かし、このたび株式会社北三陸ファクトリー(岩手県九戶郡洋野町種市/代表取締役 CEO:下苧坪之典、以下北三陸ファクトリー)と豊かな海と持続的な水産業、食の発展を目指して2024年4月より協業を開始します。

オレンジが「地域ブランド企画支援室」を立ち上げ、第一弾プロジェクトとして取り組み開始

オレンジは、これまで老舗料亭の事業承継、若手料理人の育成・支援など、食を中心とした地域ブランド発展のための事業を展開してきました。この度、それらをより本格化するため、社内に「地域ブランド企画支援室」を立ち上げ、その第一弾として、北三陸ファクトリーとの協業に取り組みます。

北三陸ファクトリーは、「北三陸から、世界の海を豊かにする。」をミッションに、うにの再生養殖を軸に海産物の美味しさと美しい海を守ることで、北三陸を起点に持続的な水産業の未来を描く取り組みを行っています。

この協業によって両社のノウハウを活かし、北三陸ファクトリーのブランド・商品を通して社会的な意義と人の心を動かす「美味しさ」を両立させることで取り組みに対する共感を生み出すことを目指し、ブランディング、商品開発、プロモーションなど多岐に渡り伴走し、国内外へ発信して参ります。

協業の内容について

1)国内外における「確かなサステナブルシーフード」の市場創造

将来も魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理された漁業で獲られた水産物、そして環境と社会への影響を最小限に抑えた養殖場で育てられた水産物をグローバルに展開します。

2)商品とコーポレートブランドのブランディングとデザイン設計のグローバル展開

豊かな海の源である海藻の保全を軸に、北三陸ファクトリーの原点である「洋野うに牧場」をトップブランドと位置付けながら、アメリカ、ドバイ、東南アジアを中心に地域の食文化と融合した商品開発やブランディングを展開します。

3)養殖技術の海外展開におけるプロモーション・ブランディング

サスティナブルな養殖技術そのものを各国の環境や文化に合わせてローカライズし、パートナーと協業しながら開発、展開する際のプロモーション及びブランディングを検討していきます。

■株式会社北三陸ファクトリーについて

北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場®︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「うに再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開しています。

関連会社  :株式会社ひろの屋/KSF Australia Pty Ltd/Tasmania Blue Seafood Pty Ltd/一般社団法人moova (モーバ)

本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1

設立   :2018年10月1日

資本金  :150,000,000円

代表者  :代表取締役 下苧坪之典

事業内容 :農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発

URL   :https://kitasanrikufactory.co.jp/

■株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ について

株式会社オレンジ・アンド・パートナーズは「企画」を生みだす会社です。「世の利をつくる愛でありたい」を掲げ、代表である放送作家・小山薫堂ならびにクリエイティブスタッフが多様な分野において課題を解決するため、社会を豊かにするための企画をプロデュース。主なプロデュース事例として、熊本県における「くまモン」を活用した地域ブランディング、NOT A HOTEL社と協業したホテルプロデュース、35歳以下の国内若手料理人コンペティション「RED U-35」等、従来の枠組みにとらわれない企画によるコミュニケーションを通じて、驚きと喜びあふれる世の中をつくっていくことを目指しています。

社 名 :株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ

所在地 : 東京都港区麻布台1-11-10 日総第22ビル1F
代表者 : 代表取締役社長 小山薫堂
設立日 : 2006年9月5日
資本金 : 132,925,000円
事業内容: 各種プロデュース事業等
URL   : http://www.orange-p.co.jp

オイシックス・ラ・大地 ウニの再生養殖で水産資源の未来を創り『北三陸から、世界の海を豊かにする』をミッションに掲げる北三陸ファクトリーへ出資

~海の環境課題への関心の高まりと水産品のサステナブルプロダクト領域において、シナジーを創出~

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下当社)は、株式会社北三陸ファクトリー(本社:岩手県九戸郡洋野町、代表取締役:下苧坪之典、以下 北三陸ファクトリー)と第三者割当増資の引き受けにより2023年12月25日(月)に出資したことを発表いたします。
 このことにより、当社が推進しているサステナブルリテール戦略の商品開発における領域で、北三陸ファクトリーのウニ再生養殖事業など、生産・販売の強化や連携が可能となり、昨今注目の高まる海の環境問題に対して解決スピードをあげること、水産品の領域においてもフードテックカンパニーとしての価値を確立することを狙いとしています。

◾️出資の背景…サステナブル水産品において商品開発力や販路連携を中心としたシナジー効果を狙う

 北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場®︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開している会社です。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「ウニ再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進しています。ウニ再生養殖事業は、磯焼け(大型の海藻の大部分が沿岸の一部で枯れてしまう現象)による餌不足で実⼊りが悪くなった痩せウニを廃棄するのではなく、美味しいウニとして商品に変える取り組みです。日本のみならず海外での生産や販売にも注力しており、アジア、北米、中東マーケットでの販路拡大の他、本年からオーストラリアでも事業を展開しています。

 当社が資本参加することで、ウニ再生養殖事業を中心としたサステナブルプロダクト領域での連携や、北三陸ファクトリーの技術と当社の商品開発・マーケティングとの協業、ASCやMSC等の認証を取得したサステナブルシーフードを活用した商品開発により両社にとってそれぞれの事業成長を見越した相乗効果が期待できます。

◾️出資によるシナジー

◾️北三陸ファクトリーと当社とのこれまでの関係について

 北三陸ファクトリーと当社は、当社の代表取締役社長である高島が代表理事を務め、東日本大震災で被災した生産者の復興を支援する団体として設立した「東の食の会」の活動に、北三陸ファクトリー代表の下苧坪氏が2012年から参加したことから繋がりがスタートしました。高島や東の食の会との活動を通じて、北三陸ファクトリーの創業時のビジョンや、現在の「北三陸から、世界の海を豊かにする」というローカルからグローバルへのビジョンが醸成されるなど、北三陸ファクトリーの創成期から繋がりがあります。当社の「食の課題をビジネスの手法で解決する」という理念や、持続可能を目指す取り組みは、北三陸ファクトリーのビジネスの在り方にも大きく影響しており、今後は連携をより強固なものとし、ともに水産業の未来、ビジョンを作って参ります。

 これまでは、北三陸ファクトリー商品をOisixのECサイトで販売や、CVCであるFuture Food Fundとの合同のメディア向けの発表会などにも登壇いただき、サステナブル・シーフードという領域での社会課題の解決に向けた取り組みを発表するなどの連携を進めてまいりましたが、今後はさらに、地域の水産課題の解決や持続可能なものに変化させていくことと、グローバルにサステナブルシーフードを展開していきたいと考えています。

▲当社社長と役員や下苧坪氏が参加する東北リーダーズ・カンファレンスでの様子▲当社社長と役員や下苧坪氏が参加する東北リーダーズ・カンファレンスでの様子

◾️北三陸ファクトリー社について

 北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場®︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「ウニ再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開しています。

主なコンテスト受賞一覧(最新順)

・第5回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード「リーダーシップ部門チャンピオン」

・2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS「クリエイティブイノベーションアワード、ACCゴールド」

・ICC FUKUOKA 2023 「CATAPULT GRAND PRIX (カタパルト・グランプリ)- 強者が勢揃い –3位入賞」

・ICC KYOTO 2022「CRAFTED CATAPULT 優勝」


◾️参考)株式会社北三陸ファクトリー 会社概要

会社名 :株式会社北三陸ファクトリー

住所  :岩手県九戸郡洋野町種市第22-133-1

設立年月:2018年10月

代表者 :代表取締役 CEO 下苧坪 之典(したうつぼ・ゆきのり)

資本金 :3億円(資本準備金を含む)

事業内容:・農林水産加工物の製造加工・販売

     ・6次化拠点開発の企画運営

     ・水産業に関する技術開発

URL  :https://kitasanrikufactory.co.jp/

オイシックス・ラ・大地株式会社について

 オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。

 当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。

ウェブサイトをリニューアルしました

日頃より北三陸ファクトリーのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度、より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直し、情報の拡充を行い、リニューアルを実施しました。これまで以上に、お客様に有益な情報をお伝えできるように努めて参ります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【復興庁より表彰して頂きました】被災地域事業者等への大臣感謝状の贈呈について

本日、東日本大震災 被災地域における産業復興や地域課題解決に向けて優れた取り組みを行っている事業者として、復興庁より表彰状を頂きました!

これからも北三陸の自然と人が生み出す最高の食材を発信しつつ、持続可能な水産業・地域づくりを実現し、北三陸から世界の海を、豊かにしていきます。

https://www.reconstruction.go.jp/topics/m23/06/20230612163439.html

【クラウドファンディング】ご支援者様のお名前を掲載いたしました

2023年4月26日から5月30日まで実施いたしましたクラウドファンディングプロジェクトのご支援、誠にありがとうございました!
458名の方々より12,027,000円のご支援をいただき、目標を達成することができましたことをご報告いたします。

→ クラウドファンディングサイト

本当に多くの皆様から、ご支援、あたたかい応援、励ましのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。

感謝の想いをこめて、ご支援をいただいた皆様のお名前を掲載させていただきます。
(順不同、敬称略 ※ご希望の方のみ掲載しております)

下西悟史 山本健 Koji Matsuoka 伊東優 下園薩男商店 宇野豪佑 近藤沙織 KEI Socity 萩谷清隆 岩佐大輝 本田屋本店 藤田あずさ 食べチョク代表 秋元里奈 中村 祐紀 はっしー 玉井航生 トレジオン株式会社 タイム缶詰 吉田 中村公一 橋本孝一 小林世子 片口 美保子 藤井みのり 水野佳代子 株式会社Torches 柴 茜 浜谷圭佑 金子 栄治 芦間忍 福田幸寛 二口英幸 湯本尋康 立花貴 サバ博士 株式会社富藤製作所 株式会社日本金属工芸研究所 代表取締役 山田敏晶 町田 恵太郎 森 弘 柚山妙子 横浜市中央卸売市場 寿し さがみや はばあやの Web of l.ife 合同会社 島崎湖 渡邉 賢一 箭内 武 k.tsunashima TSUMUGIキャピタル株式会社 伊勢 数磨 押切真千亜 Takashi Shimomura 倉澤範子 太子食品工業株式会社 工藤裕平 酒谷友輔 江利川宗光 藤田紘子 高島宏平 牛深水産 黒川  敦 すしログ 大谷悠也 半谷栄寿 高田由紀 永松 剛 中村浩彰 中沢恵津子・中沢隆 菊池 容子 山本浩平 榊裕美 柳田晃輔 阪中真理 有限会社 静岡屋 代表取締役 金山明弘 永田拓人 Origin 株式会社ビズデザイン大阪 五十嵐 淳 坊垣 佳奈 合同会社ブライトビジョン 福本浩一 青木聡志 野村知弘 相馬由寛 野陳克敏 親方(おやかた) 株式会社西村牧場 松本文子 蕪田 満 株式会社アースカラー 材(株) 株式会社you-say 佐藤大介 口福の馳走屋 梅乃葉 代表 福島淳 Outcrop Inc. 外和信哉 株式会社中里青果 一般社団法人漁業ブ 小西圭介 野田 和佳子 鈴木 麻友 一般社団法人fumoto 肉で世界平和!格之進の肉おじさんこと千葉祐士です!! 株式会社エムコレ 小森百子&智秀. USAGI SG Pte Ltd 小清水貴子 安倍 実紀 健介 玉木直季 岩崎忠之 高野嘉明 ウニココ辻田啓伸 大田明子 OKINAWA CACAO 鮨きむら 鈴木楓 工藤統永 加藤 信明 株式会社コネクトグローカル 田中 敦 株式会社ウオー 中川めぐみ 赤池敦史 株式会社みずほ銀行 盛岡支店 株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング 有限会社 久保工務店 菊野陽子 千葉伸一 かわもと まゆこ HAGI 美味いもん屋わ多なべ 渡邉達也 長谷川博章 平田憲太朗 有限会社マルショウ小西鮮魚店 野中朋美 白坂成功 中村 一浩 小林乙彦 本庄孝浩 田澤謙吾 おさかな小学校 鈴木允 和知慎吾 佐々総業(株)代表取締役 佐々克考 芳賀光 愛媛県漁協三崎支所 海士 尾﨑 健史 株式会社食農夢創 代表取締役 仲野真人 周栄 行 遠藤忠寿

株式会社北三陸ファクトリー 代表取締役COO(最高執行責任者)に眞下美紀子が就任。

2023年5月1日付けで、現行の代表取締役1名体制から2名体制へと移行します。

株式会社北三陸ファクトリー(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 北三陸ファクトリー)は、2023年5月1日より、取締役新領域開発担当の眞下美紀子が代表取締役COOに就任し、現行の代表取締役1名体制から2名体制への移行します。

眞下美紀子は北三陸ファクトリーの創業メンバーでもあり、これまで行政と連携した地域ブランド事業、教育事業・観光事業等の他業種と連携した事業開発に従事。2022年12月には、当社の非営利部門をスピンアウトさせグループの非営利法人である一般社団法人moova(モーバ)を設立。新領域開発担当役員を経て代表取締役COOに就任します。

  • 今後の体制

代表取締役CEO(最高経営責任者) 下苧坪之典

代表取締役COO(最高執行責任者) 眞下美紀子

  • 体制変更の目的

創業者であり代表取締役CEOの下苧坪之典は主に2023年4月12日に設立した豪州の現地法人KSF Australia Pty Ltdの事業を含めた国内外のうに再生養殖事業の確立に尽力して参ります。

眞下美紀子は、代表取締役COOとして主に国内における既存事業のさらなる成長および収益力の強化を実現して参ります。

今回の体制移行により、短期・中長期の両面において経営および組織マネジメントのスピードアップと強化を図り、長期においての企業価値の向上および、グループビジョン「北三陸から、世界の海を豊かにする」の実現に向けて推進して参ります。

  • 体制変更後の強化事業

本年の事業から体制変更を踏まえて強化する点は以下の通りです。

  1. 国内外における、うに再生養殖事業の強化
  2. 既存事業における販売力の強化
  3. 国内事業および海外事業を結びつけることでの、グループビジョンの実現
  • 代表取締役COO(最高執行責任者) 眞下美紀子 プロフィール

1982年岩手県洋野町生まれ。大手飲食チェーンでの店舗マネジメント、社内大学における教育システムの構築、マネジャー育成等に従事した後、2016年㈱ひろの屋(㈱北三陸ファクトリー親会社)入社。行政と連携した海外への地域ブランド浸透の戦略立案などに従事。2020年㈱北三陸ファクトリー 取締役 新領域開発担当に就任。2022年12月一般社団法人moovaを設立、代表理事に就任。

  • 代表取締役COO 眞下美紀子の挨拶

この度、代表取締役COOを拝命したことは、社内外の多くの方々のご支援によるところであり、大変光栄に思っております。北三陸ファクトリーは「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに掲げ、世界中の地域と繋がりながら、国内外の海の課題を解決して参ります。これまで行ってきた既存事業および北三陸地域の基盤を強固なものにしながら、海外等の新規事業を推進することにより、水産業のビジネスエコシステムを創造し、豊かな未来を創ってまいります。新たな経営体制のもと、変化に挑み続ける北三陸ファクトリーにご期待ください。

  • 北三陸ファクトリーについて

北三陸ファクトリーは、岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町を拠点とする⽔産会社です。洋野町では今から約50年前、遠浅の岩盤地帯約18kmに渡り溝を掘り、溝の中に天然の昆布やわかめがたまる仕組みを造りました。海藻をたっぷり食べ、高品質な天然うにの持続的⽣産を可能とする、世界でただ一つの「うに牧場®」の仕組みにより、本州水揚げNo.1のうにの漁獲量を誇ってきました。私たちは、先人が作り上げた「うに牧場®」の哲学である「持続可能な水産業」を現代版にアップデートし、うに養殖事業や藻場再生事業をはじめとする、消費するだけではない社会や地球に還元する「再生型水産業」を全国に広めています。

株式会社北三陸ファクトリー (KITA-SANRIKU FACTORY INC.)
(株式会社ひろの屋100%出資子会社)
本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設立:2018年10月1日
代表者:代表取締役CEO 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
URL:https://kitasanrikufactory.co.jp/

4月26日11時よりMakuakeにてクラウドファンディングをスタートしました。

北三陸から、世界の海を豊かにする。海洋環境保全に世界規模で取り組むため、北三陸の事業者が立ち上がる。4月26日(水)11時よりMakuakeにて活動を応援するクラウドファンディングをスタート

北三陸ファクトリーと一般社団法人moovaが海のさまざまな課題解決にむけ、賛同者と協力者を募集

株式会社北三陸ファクトリー

株式会社北三陸ファクトリー(岩手県・代表取締役CEO 下苧坪之典)と一般社団法人moove(モーバ|岩手県・代表理事 眞下美紀子)は、地元・岩手県をはじめ世界中で起きている、ウニによる磯焼け問題を世界の課題として捉え、海の限りある資源を守り、未来に向けて豊かにしていくため、多くの賛同者を募って課題に取り組もうと、この度、Makuakeにてクラウドファンディングを行います。スタートは4月26日(火)11時。尚このクラウドファウンディングにより、1000万円の資金を集めることを目標としています。

海藻が生えない。海の砂漠化が深刻に

近年、漁業者の方々から多く耳にするようになった「海藻が生えない」という言葉。これは「磯焼け」と呼ばれ、海が砂漠化していることを指します。日本国内では30年前と比較し藻場が急激に減少。中でも悪化が加速する地域では80%減。海外においてはオーストラリア・タスマニア島のジャイアントケルプの森を囲う海で95%も減少していると言われています。

世界的に成⻑産業とも言われる水産業ですが、日本では衰退産業と揶揄され、漁村地域はかつてない危機的状況となっています。海藻があってはじめて、それを食べて育つウニやあわびの漁獲量が保たれるため、海藻がなければウニやあわびはしっかり育ちません。また藻場がなくなれば、魚が卵を生んだり稚魚が育ったりする場が失われてしまいます。加えて海藻は海中でCO2を吸収する役目があり、藻場がなくなることは地球にとって、私たちにとって大きな打撃となり得るのです。

このように、今、国内外で起こる磯焼け問題は水産業における目下の課題です。こうした背景を汲んで私たちは、国内でうに再生養殖に取り組んできたことに加え、2023年4月12日、KSF Australia Pty Ltdを設立。これを機に、磯焼け解決の手段の一つとなる、うに再生養殖を日本だけでなくオーストラリアでも展開していきます。

タスマニア大学訪問時の様子タスマニア大学訪問時の様子

かつてから存在する岩手県洋野町の漁場先進モデル

岩手県洋野町では約50年前から持続可能なモデルで漁業を行ってきました。広大な岩盤地帯に溝を堀り、天然の昆布が豊富に存在する漁場をつくり、 その中でウニが豊富に昆布を食べて育つことによって持続的生産を可能としてきました。世界で類を見ない漁場を作り、産業を育んできました。また、当社ではその漁場を「うに牧場®︎」と名づけ地域ブランドとして国内外に発信してきました。もともと洋野町の浜は遠浅で、干潮時には岩盤に張り付いた海藻類たちが干上がってしまうため、高い品質を維持できない問題がありました。漁業にとって不利な環境下を克服しようと、当時の漁業者たちは海藻を守り、自らの生業をつくり出すため溝を掘削。そのおかげで、干潮時に水が引いても溝には海水が残り、うにが安心して暮らせるようになりました。また、満潮時には海水が流れ込み、昆布やわかめの種を溝に残し、豊富な海藻が生える場所となっています。また最近では3106.5tものCO2の認証が認められ(2022年11月)、ブルーカーボン※の町としても国内トップクラスです。

うに牧場🄬の様子うに牧場🄬の様子

※ブルーカーボンとは、海洋生物の作用によって、大気中から海中へ吸収された二酸 化炭素由来の炭素のことです。陸域生物により吸収される二酸化炭素由来の炭素「グリーンカーボン」とならんで、二酸化炭素除去技術としての活用にも期待が高まりつつあります。

私たちだけでは、解決に辿り着けない

具体的には、①海藻減少によって実入りが悪くなったウニの再生、②藻場再生による海中の海藻育成、②価値あるウニを食文化として楽しむ、という3つのアクションが必要で、これらが循環することで再生型水産業が成立します。漁業者、水産関係者、生活者がともに課題解決意識を持って限りある海の資源を守り、豊かにしていく行動を興すことが不可欠です。このような考えから今回、Makuakeにてクラウドファンディングを実施し、問題提起と解決に向けたアクションの明示によって、仲間を集めることに決めました。クラウドファンディングで集めた寄付額は以下の4点に活用させていただきます。

■■ 4月26日(水)11:00スタートMakuake支援ページ■■■
https://www.makuake.com/project/kitasanrikufactory/

こちらのページに私たちの想いや、詳しいリターン内容がございますので、ぜひページに飛んでご覧ください。

どのようなリターンがあるのか

▼私たちと活動を通じて応援するリターン      ▼私たちの商品を食べて応援するリターン


【資金の活用先について】

  1. 海の問題を共有しアクションを起こす場、「UNI SUMMIT&UNI Fes2024」の運営資金
  2. 藻場の再生活動
  3. 次世代の海の担い手を創る、海洋教育プログラムの運営
  4. オーストラリアでのうに再生養殖の活動資金

北三陸ファクトリー
岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町を拠点とする⽔産会社です。洋野町では今から約50年前、遠浅の岩盤地帯約17.5kmに渡り溝を掘り、溝の中に天然の昆布やわかめがたまる仕組みを造成。海藻を十分に食べ、高品質な天然うにの持続的⽣産を可能とする、世界で唯一の「うに牧場®」の仕組みにより、本州水揚げNo.1を誇ってきました。私たちは先人が作り上げた「うに牧場®」の哲学である「持続可能な水産業」を現代版にアップデートし、うに養殖事業や藻場再生事業をはじめとする、消費するだけではない社会や地球に還元する「再生型水産業」を全国に広めています。
社 名:株式会社北三陸ファクトリー(株式会社ひろの屋100%出資子会社)
所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設 立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
U R L :https://kitasanrikufactory.co.jp/

一般社団法人moova
日本国内や世界各地でも問題になっている、海藻が減少する「海の砂漠化」現象。水産業が主産業である地域を拠点にする私たちは、この状況に危機感を募らせ、限りある海の資源を守り、未来に繋げるための行動を興そうと2022年12月に一般社団法人moova設立いたしました。現在は海中の藻場再生活動に注力していますが、今後は海洋教育、農山漁村の地域振興など、幅広く水産業を維持・発展させるための活動に邁進してまいります。

団体名:一般社団法人moova(モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町1-15-29
設 立:2022年12月28日
代表者:代表理事:眞下美紀子
事業内容: 海洋環境保全事業(藻場の再生活動)、海洋教育/産業教育、キャリア教育支援事業、農山漁村地域振興事業
U R L :https://instagram.com/moovajp?igshid=YmMyMTA2M2Y=