この度、EU向け輸出水産食品取扱施設(EU HACCP)に認定されたことをご報告いたします。国内における、うにでは初の取得です。世界的なうにの需要の高まりを受け、高品質なうにをEUに向けての輸出を可能にするため認定取得しました。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
投稿日:2024年10月18日
2024年10月22日に名古屋で開催されるAustralia-Japan Innovation Alliance Forum – Smart Society Towards 2030のパネルディスカッションに、弊社代表の下苧坪が登壇します。
詳しくはこちらをご覧ください。
このフォーラムでは、現代社会が直面する高齢化、人手不足、ワークライフバランス、災害対応などの共通課題に対して、日本とオーストラリアのイノベーションとテクノロジーを活用し、両国の参加者が共に考え、互いに学び合い、解決策を見出すことを目指します。 今年8月と9月に開催された「日本のチャンスの発見」と「オーストラリアの秘宝:ディープテック」ウェビナーを含む、AJBCCイノベーション、テクノロジー、スタートアップ諮問委員会が年間を通じて開催する一連のイベントの集大成となります。
スタートアップ、VC、産学官の国境を越えた多様なイノベーションコラボレーションと新たな連携モデルを紹介し、これらの取り組みを加速させる方法を探ることをフォーラムの目標としています。オーストラリアと日本の二国間関係は、戦略的および経済的な追い風に支えられてきましたが、現状に満足することなく 、これまでに築いてきた勢いを今こそ活かす時であるという認識が高まっています。
https://ajbcc.glueup.com/event/australia-japan-innovation-alliance-forum-smart-society-towards-2030-114948/
投稿日:2024年10月9日
“日本産農林水産物・食品の輸出を加速化する生産・流通システムの開発・実証”というテーマに対し、「ウニの短期実入改善システムの構築及び輸出実証」という事業計画により、2024年度~2027年度まで、総額9.2億円で採択されたものです。
本事業を通じてウニの短期実入改善システム・UNI-VERSE systems®の実証プラントを岩手県洋野町に導入し、国内の他地域で展開可能なウニの短期陸上養殖技術を確立させ、高品質な国産養殖ウニのグローバルマーケットへの展開を推進して参ります。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
投稿日:2024年9月6日
ブランディングパートナーとしてご一緒している株式会社オレンジ・アンド・パートナーズの代表・小山 薫堂さんが、dancyu内のご自身の連載にて、「JAPAN UNI SUMMIT」と「うにバター」をご紹介くださいました。
ぜひご覧いただけますと幸いです。
投稿日:2024年8月15日
土屋復興大臣はじめとする復興庁の皆さまが北三陸ファクトリーを訪問してくださり、地域や海の課題についてお伝えさせていただきました。
弊社は、復興庁主催の「新しい東北」(復興・創生の星顕彰)でも表彰されており、地方創生のモデルとしても評価いただいています。
視察では、藻場再生の状況や、とり尽くさないサステナブルなうに養殖を実現している「うに牧場」の仕組みについて、代表取締役COOの眞下が中心となり、お話しいたしました。
大臣には「洋野うに牧場の四年うに」も試食いただきました。
投稿日:2024年8月1日
「日本の魚食文化を伝える」魚力、「世界の海を豊かにする」をミッションに掲げる北三陸ファクトリーで持続可能な水産業の実現を目指す
株式会社北三陸ファクトリー(本社:岩手県九戸郡洋野町、代表取締役CEO 下苧坪之典)は、株式会社魚力(以下魚力)と業務提携契約及び投資契約を締結いたしました。
魚力は、日本最大手の鮮魚小売業企業であり、将来的に世界の豊かな海を守り、豊かな魚食文化を世界へ普及するため、持続可能な水産業を実現すると同時に藻場再生など地球環境問題の解決に寄与する取組を後押ししています。
この業務資本提携により、当社の国内外のウニの再生養殖事業を更に進めると同時に、生産されたウニ製品や持続可能な形で生産された水産物の国内販売、北米、東南アジア、中東などの取引先開拓をはじめ販路拡大の観点で業務提携していきます。
魚力の山田会長は「日本国内のウニの流通状況は地球温暖化の影響により国産ウニが減少する一方、ロシア産のものが増加しています。こうした状況の中、北三陸ファクトリーが進める再生養殖事業は日本産水産物の生産、輸出拡大、磯焼け防止につながる画期的な取組であり、大いに期待しています。当社としても国内販売、海外輸出だけでなくブルーカーボンプロジェクトなど地球環境の改善につながるこのような取組みを応援することが重要と考えています」と述べています。
下苧坪社長は「世界の需要が伸びている中、国内のウニの生産量は大幅に減少しています。海外産に頼ることなく、国内産の生産及び流通量を増やすことによって、世界で成長し続ける需要を満たし、グローバルに強固な鮮魚小売りネットワークを持つ魚力グループ様との連携体制を築くことで、ウニを通じ、海を豊かにしていく私たちの活動をより積極的に推進していく事が可能となります。素晴らしいパートナーシップによる水産業の未来創造を、心から楽しみにしています」と述べています。
サステナブル・シーフード普及の取り組み
● なぜサステナブル・シーフード普及が必要なのか
持続可能な水産業は、魚類資源の枯渇を防ぎ、海洋生態系のバランスを保つために不可欠です。地球温暖化の影響や、乱獲や違法漁業は、特定の魚種を絶滅の危機にさらし、生態系全体に悪影響を与えます。
近年、日本でも全国の漁業や養殖業での漁獲量は、サバやカツオの不漁が続いたことなどから、2年連続で400万トンを下回り、過去最低を更新する見通しになっています。
日本の文化的資源でもある魚食文化を次世代に繋いていくためにも、我々はサステナブル・シーフード普及は喫緊の課題として捉え、普及に取り組んでいます。
この映像はオーストラリアのグレート・サザン・リーフ・ファンデーションより提供され、JAPAN UNI SUMMIT2024(詳細は下記※を参照)において上映されたものです。ウニを原因とする磯焼け問題が進むオーストラリアを含め、北三陸ファクトリーでは、国内のみならず海外においても、うに再生養殖事業、藻場再生事業開始に向け推進しています。
● 2社間のこれまでの取り組み
海外での流通においてはGlobal Sustainable Seafood Initiative(GSSI)の基準に準拠した漁業や養殖場からシーフードを調達し、環境への負荷を最小限に抑えるよう努めている米国の大手スーパーマーケットとの商流を既に2社で確立しました。
国内においてはサステナブルな手法でとられた「洋野うに牧場®︎の四年うに」や、うに再生養殖で育まれた「はぐくむうに」の販売を行っています。
今後は、持続可能な水産業を確立しているオーストラリア産の商品を含め、国内外に確かなサステナブル・シーフードを販売して参ります。
北三陸ファクトリーの「海を豊かにする」取り組み
わたしたちは、産廃として捨てられるウニを再生し、製品レベルに品質を改善するための養殖技術確立するため、北海道大学をはじめとした研究機関や事業者との協力のもと、ウニが美味しくなるための「餌」、ウニを美味しく育てるための「カゴ」、そしてウニそのものを最高品質にし、価値のある水産物として再生するための「うに再生養殖」の仕組みを確立し、特許を取得しました。
実がまったく入っていない磯焼け海域の痩せウニを、カゴに入れ、開発した飼料を給餌。この再生養殖を適切に運用することで、2カ月という短期間で出荷レベルの実入りに改善することができます。
(詳細情報:https://kitasanrikufactory.co.jp/cultivation/)
藻場の再生を促す、うに再生養殖技術の確立を推進しながらも、世界の海の未来を“うに”を通じて考えて行くサミット「JAPAN UNI SUMMIT2024」を開催し、国内外の様々なステークホルダーとともにミッションの実現を推し進めています。
JAPAN UNI SUMMIT2024
(※詳細情報:https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=87600&release_id=19&owner=1)
北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場®︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「うに再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開しています。
社 名:株式会社北三陸ファクトリー
関連会社:株式会社ひろの屋/KSF Australia Pty Ltd/Tasmania Blue Seafood Pty Ltd/一般社団法人moova (モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設 立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6次化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
投稿日:2024年7月25日
2024年7月25日 10時29分1
”北三陸から、世界の海を豊かにする”をミッションに掲げ、水産物の加工・製造・販売や持続可能な水産業の実現に取り組む株式会社北三陸ファクトリー(本社:岩手県九戸郡洋野町、代表取締役CEO 下苧坪之典)及び、海洋環境の課題解決と水産業の維持発展に取り組む一般社団法人moova(本社:岩手県九戸郡洋野町、代表理事 眞下美紀子)は、2024年7月19日(金)に世界の水産業の未来を”うに”を通じて考えていくJAPAN UNI SUMMIT 2024を開催しました。
【開催概要】
JAPAN UNI SUMMIT 2024
会場:リビエラ逗子マリーナ
日程:2024年7月19日(金)
オフィシャルサイト:https://unisummit.jp/
運営元:一般社団法人moova、株式会社北三陸ファクトリー
助成:公益財団法人日本財団
後援:オイシックス・ラ・大地株式会社、株式会社魚力、Richey FISHING、北海道大学、Institute for Marine and Antarctic Studies, University of TASMANIA、Deakin Marine Research and Innovation Centre
■JAPAN UNI SUMMIT(ジャパンウニサミット)とは
本サミットは世界の海の未来を”うに”を通じて考えていくサミットです。
約30年前は天然の昆布やわかめが生い茂り、日本では豊かな水産業が営まれていました。
しかし、国内のうに生産量は、ここ数年大幅に減少しており全国的な「磯焼け」によって実入りが悪化しています。
「磯焼け」は海の砂漠化とも呼ばれ、海藻が消失する現象ですが、温暖化による海水温の上昇で、うにの冬の活動が活発化し、餌である海藻を芽から根こそぎ食べ尽くしてしまう食害が原因の1つと考えられています。
オーストラリアでは海藻の一種であるジャイアントケルプの森が、数十年前と比較し約95%以上消滅していると言われており、まさにこれは世界が直面するUNIversal Agenda(世界的検討課題)です。
私たちは、磯焼けによる餌不足で実⼊りが悪くなった痩せうにを廃棄するのではなく、美味しいうにに変える「うに再生養殖」、「藻場再生」の取り組みを行っておりますが、未だこの認知度は低く、様々な観点、手法からアプローチしていかなければならないと大きな危機感を感じております。
うに再生養殖を加速し、日本のみならず世界でのブルーカーボンの造成を促進するため、各界でリーダーシップを発揮されている皆様と一緒に『世界の海の未来を豊かにする』手法であるUNIversal Actionを検討するサミットです。
■プログラム(敬称略・五十音順)
12:45 ご挨拶
高村正大氏 外務大臣政務官 衆議院議員
開会に先立ち、JAPAN UNI SUMMITの盛会の祈願、ご祝福のお言葉を頂戴しました。
12:50 OPENING
下苧坪之典氏 株式会社北三陸ファクトリー / KSF Australia代表取締役CEO
田村浩平氏 株式会社北三陸ファクトリー KSF Australia取締役執行役員CSO
北三陸ファクトリーを代表して、下苧坪氏より世界の海、水産業を変えていこうと決断するに至った背景、本SUMMITで期待する参加者一人一人の「海を豊かにする」コミットメント「UNIversal Action」についての期待を語りました。
13:10 グローバル視点で見る、海洋の現状
辰巳 正幸氏 Sea Forest /Head of Research and Development
タスマニアの海域では温暖化とウニの増加が海藻のバランスを崩しており、生態系に大きな影響を与えているという危機的な状況の共有、オーストラリアでのウニの漁獲とデータ管理を通じて藻場再生を目指す取り組み等について紹介されました。
13:30 パネルディスカッション~「豊かな海を守るために私たちができること」
パネリスト
小山薫堂氏 放送作家・脚本家・京都芸術大学副学長 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役社長 大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー
渡邊華子氏 株式会社リビエラ 専務取締役 NPO法人リビエラ未来創りプロジェクト 理事長 一般社団法人ブルーカーボンベルト・リビエラ研究所 代表理事
末吉里花氏 一般社団法人エシカル協会代表理事
眞下美紀子氏 北三陸ファクトリー代表取締役副社長兼COO 一般社団法人moova代表理事
モデレーター
高橋大就氏 一般社団法人 東の食の会 専務理事 一般社団法人NoMAラボ代表
それぞれの立場から、豊かな海を守るために私たちができること、をテーマに議論を展開されました。小山氏からは言葉の力で認識を変えるマーケティング手法の紹介、渡邊氏からは湘南地域での循環型農業や藻場再生、ブルーカーボンの推進についての紹介、末吉氏からは生活者に普及啓発している中での意識変容における新たな視点等について語られました。
13:30 海を守る仲間たちによるピッチ
登壇者
田山久倫氏 一般社団法人マリンハビタット 代表理事
渋谷風雅氏 株式会社北三陸ファクトリー 養殖事業部 担当主任
臼井壯太朗氏 株式会社臼福本店 代表取締役社長
櫻井ひなた氏 NPO法人湘南自然学校/有限会社アウトドアシステム ディレクター
樋口一郎氏 北海道大学 海洋応用生命科学部門 特任助教
鈴木宏明氏 キャビア王国 国王
進行
津田祐樹氏 Fisherman Japan Marketing 代表取締役社長
「海を豊かにする」活動を行っている登壇者より、海の課題を自分ごとに考えるようになった背景、現状取り組んでいるプロジェクトの紹介、各々のUNIversal Action宣言を発表いただきました。
17:00 アクション発表「Universal Commitment」
進行
髙島宏平氏 オイシックス・ラ・大地株式会社代表取締役社長
下苧坪之典氏 株式会社北三陸ファクトリー/KSF Australia 代表取締役社長CEO
技術開発、資源管理、流通、ブランディング、ファイナンス、グローバル連携のテーマに分かれ、ディスカッションにより議論を深めたのち、参加者それぞれのUNIversal Actionを発表しました。
18:00 ディナー「Table For Sustainability〜北三陸アクアガストロノミー〜」
ご挨拶
Elizabeth Cox氏 オーストラリア大使館公使
角南 篤氏 笹川平和記念財団 理事長
進行
渡邉賢一氏 Table for Sustainability プロデューサー、内閣府CJPF ディレクター、XPJP価値デザイナー
洋野町独自の仕組み「うに牧場」で育ったウニ、タスマニア産のほたて、湘南エリアの食材を中心としたディナーにより、守るべき水産資源の魅力が美味しさの体験と共に舌に刻まれました。
参加者全員により「UNIversal Action」を作成し、海を豊かにするアクションを宣言しました。
北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場®︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「うに再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開しています。
社 名:株式会社北三陸ファクトリー
関連会社 :株式会社ひろの屋/KSF Australia Pty Ltd/Tasmania Blue Seafood Pty Ltd/一般社団法人moova (モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設 立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
U R L :https://kitasanrikufactory.co.jp/
日本国内や世界各地でも問題になっている、海藻が減少する「海の砂漠化」現象。水産業が主産業である地域を拠点にする私たちは、この状況に危機感を募らせ、限りある海の資源を守り、未来に繋げるための行動を興そうと2022年12月に一般社団法人moova設立いたしました。現在は海中の藻場再生活動に注力していますが、今後は海洋教育、農山漁村の地域振興など、幅広く水産業を維持・発展させるための活動に邁進してまいります。
団体名:一般社団法人moova(モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町第1地割15番地29
設 立:2022年12月28日
代表者:代表理事:眞下美紀子
事業内容: 海洋環境保全事業(藻場の再生活動)、海洋教育/産業教育、キャリア教育支援事業、農山漁村地域振興事業
U R L :https://kitasanrikufactory.co.jp/moova
投稿日:2024年6月14日
毎年生うにのシーズンに、北三陸ファクトリーの「洋野うに牧場の四年うに」をご提供いただいている、紀尾井町 福田家様が、「洋野うに牧場の四年うに」を記事にしてくださいました。
実際に洋野町へ足を運んでくださり、美味しさの秘密について取材いただきました。
ぜひご覧いただけますと幸いです。